ヒゲサイズの卓上遊戯あれこれ

主にTRPG、ボードゲームについてのブログです。

D&Dキャンペーンを終えて

Higescythe2008-02-20



先日28レベルで、D&Dキャンペーンを終えてきました。
2年間、50回にわたる長いキャンペーンでした。
それまではD&DのDの字も知らないPLが多い中で
だんだんルールとデータに習熟し、マンチキン
なっていくPLをみていくのはとても面白い
ものでした。
マスターとしても、高レベル、特に前は20レベルでキャンペーンは
終わりにした為、エピックがどれだけ強いか(もとい壊れているか)
みる良い機会でした。まあ、ラスボスの
デーモンロードとしてだした、強大化インファーナル
もあのパーティではまあ、それなりの
あいてでしかありませんでした。
PLの皆さん本当にお疲れ様でした。
PCは最後にはほとんどワーベアやらハーフドラゴンやら、
ハーフセレスチャルフレニックやら、テンプレートもちになってました。
まあ、エピックになるとレベルよりテンプレートの方が強いという
理由もありますが。
まあ、エピックモンスターも容易に
倒せる(エピックドラゴンやヘカトンケイレスはまずいですが)
あのパーティならアザトースはともかく、
クトゥルフは倒せるでしょう。


さて、やはり高レベルのD&Dは戦闘が長引きます。
1セッション1戦闘ということもざらです。
なぜならDM、PCの魔法合戦が長引くからです。
まあ、あれだけ呪文が多いと準備も大変です。
ぶっちゃけ敵一人を作るのに2時間はざらです。
まあ、大抵1R目ディスペル、ディスジャンクション
が飛び、ウィッシュ、ミラクル合戦になるのが落ちですが。

まあ、それでも毎R一人で400点コンスタントにダメージが
たたき出され、強大化タラスクやらエピックモンスター
がなぎ倒されるのは壮観でした。



しかし、なぜ大規模ダメージで1の目がでるのか?
くそー。HP1200ある強大化ハーフフィーンド・ランドウォーカー・クラーケン(60HD)
がブラスフェミィを使わずに1Rでやられるとは・・・。
つくづく、大規模でモンスターがやられます。
耐え抜く力(頑健セーヴで1の目でも失敗しない。)は必須ですね。



また、高レベルになればなるほど、
呪文大事典のデスパクト(死ぬと復活)
MM2の武器特殊能力のグレーターウーンディング(デーモン、ケルヴェズゥの項)
(3.5Eで+4相当で耐久力2点ダメージを与えるとなりました。高HDクリーチャーに効果覿面。
これを多用された為に人造、アンデッドを多くしました。まあ、HPは少なくなりますが。
射撃キャラやローグはこれに活路をみいだすとよいかもしれません。)
高貴なる行いの書のリトリビューイング・アミュレット(受けるダメージを半分にして、相手に返す)
フェイルーンの魔法のリング・オブ・ナインライヴズ(失敗したセーヴを9回成功したことにする)
が重要だと感じました。
あと、高レベルのジャイアント・ヴァーミンもおすすめです。組み付きで
キャスターなど小さいキャラを無効化できますし。
もちろん、ディスジャンクション対策は当然必要ですが。
まあ、1R1R気が抜けないので大変でした(1R1時間もざらです。)が、やりがいがあると思いました。


とはいえ、次回のキャンペーンはそこまではいかず、中レベルで終わらせたいと思います。
DM、PL共に大変ですので本当に楽しいと思えた中レベルぐらいにしとくのが
一番かと思います。それ以上はコンボゲーになってきますので。


まあ、ガイギャクス先生の追悼もこめ、ネクロポリス
やトゥーム・オブ・ホラーもやりたいですが、
前者は10LV以上の高レベルキャンペーンですし、
後者はかなり、PLの熟練度が要求されますので・・・。

4版も気になりますが、しばらくは3.5版ということで。