深淵と言うゲームはマスターに対する負担が他のゲームより大きいと思います。
なぜなら、このゲームは「夢歩き」という物があるからです。
白昼夢(寝ているときの夢もある。)ともいえるこれは、マスターがPCに様々な出来事(予兆)をPCが出したカードの記述に沿って伝えます。
これはルールブックにも指針があり、それまでのシナリオとPC設定にうまく絡めた
ものをだせればいいんですが、これがなかなか難しい。
今まで10数回程度しかマスターしてませんが大抵魔族や運命に絡めたものばかりで、
なかなかこれと言ったものが出せません。
私が思うにPCに何を見たいのか聞くのも一つの手だと思います。
何せ夢ですからそうしたPCの思いも影響するでしょう。
また、複数のPCが共有した夢を作るというのもよいでしょう。
ただ、一ついえることは、夢歩きとはGMにより
千差万別だと言えると言うことです。
だからこそ、深淵は面白いと言えるのですが、同時に難しいとも言えます。
二版はこの辺の負担をどう軽減するのか見ものです。