ヒゲサイズの卓上遊戯あれこれ

主にTRPG、ボードゲームについてのブログです。

*[*N◎VA]カブトワリとは

Higescythe2005-09-17

「狙う。そして、引き金をひく。ただ、それだけよ。」
−“死天使”イシュタル
「(無言で撃つ。)」
−“サイレント・バタフライ”   
「ふん。これしかなかったのさ」
 −“スカラベ
「これで俺の勝ちだな。」
−“ブレイクショット”
「さようなら。」
−“遠雷”葛城圭吾 
「俺はただ守りたかったんだ。絆ってやつを・・・。」
−“ブルーノイズ”
「力だ」
−“復讐の魔弾”ドン・クーゲル

〜新星名言録辞典第16章より抜粋〜
                               
 なぜ、カブトワリは達成値が出やすいもの、カタナ等の近接戦闘に比べ
破壊力がないんでしょうか?
 また、どうもN◎VAのゲスト自体戦闘系というとカタナばかり目立つのはなぜか?
なぜ、《とどめの一撃》より《死の舞踏》が使いにくいにもかかわらず、それでも
カタナが多いのか?(あくまで私の感想です。)
 それは、ひとえにかっこいいからです。だけど、当然銃に比べあたりにくい。別に推奨スタイルとかだからでなく、神業も弾を撃って倒れふすより、血飛沫をあげて倒れふす方が見栄えがいいです。
 もともと、N◎VAの原型ともいえるニューロマンサーでも忍者がいますし、ブレードランナーでも、映画冒頭でうどん屋の屋台がでてきます。また、シャドウランでは、ストリートのサムライがいます。マトリクスは言わなくてもいいでしょう。
 要は私が言いたいのは、もともとサイバーパンクというジャンルにはいわゆる日本的(東洋的)なガジェットが組み込まれており、それがCOOL だったんです。
 だからこそ、なればこそ、近接戦のエキスパートは無骨なナイフより切れ味抜群の日本刀
、そしてその魂たるカタナがスタイル名となったんだと思います。
 確かにカブトワリもかっこいいんですけど、銃というのはあくまで近代兵器であって
COOLさをガジェットで求めるなら、あくまでカタナなんです。
 そして、COOLでなく、シビアさ、暗殺のイメージならカゲと同様カブトワリもつきます。
そこには感情がなくただ打ち抜くのみなのです。