ヒゲサイズの卓上遊戯あれこれ

主にTRPG、ボードゲームについてのブログです。

Higescythe2005-09-21

日曜日、近場のサークルの例会に遊びに行き
D&Dベーシックセットという、D&Dの入門者用セット
でマスターをしてきました。ちなみに今回が2回目です。
プレイヤーはほとんどD&Dをやったことがないが、
ほかのTRPGはやっているという人達で、いつも一緒に遊んでいる方々でした。
で、基本通りPC4人(ファイター、ローグ、クレリックソーサラー)で遊びました。

 まあ、途中まではいい感じだったんですが、ボスの○○○○との戦いで、
苦戦の末撤退、再選の折は逆に有利な状況で勝利しました。
 さて、この違いはどこにあるかというと、戦術、特に事前準備にあります。

もともと、パーティにはボスの情報は伝えており、ボスは一度目にしていました。。
そのため、どう行動するか見ものでした。
しかし、クレリックが倒れ、ファイターが前線を張っている状況
クレリックソーサラー、ローグが助けられませんでした。
なぜ?
要はファイターしか回復用のキュアライトウーンズのポーションを持ってなかったわけです。その為、ファイターの犠牲の下、撤退しました。お金もたくさんあり、
街に何度も戻っていたにもかかわらず。

で、次の再選の際はこちらのある程度の助言もあり、アイテムを買い込み、
当然回復用のポーションも全員持ち、有利な状況でボスを倒しました。

 ここから、考えられるのは経験を通して戦術を作るのはそのゲームになれた中級者
以上であって、そのゲームをほとんどやったことがない初心者にとっては
マスターの補助が戦闘にあっても必要だということです。
たとえば、機会攻撃なんかは私も「そう移動すると(機会攻撃を)うけるよ。」
といいます。
 まあ、獅子は先人の谷に落とすがごとく、全滅を通して
学ばせるのは別にルールに長けた上級者にはいいです。
 しかし、初心者はそれだとそのゲームに対する偏見をもち、
モチベーションを下げてしまいます。
 それよりはある程度ルールに慣れるまでは別にしつこくない程度には
こちらのルール面でのサポートは必要だと思います。
それがセッションを成功させると思います。

(注:ちなみにここで述べた初心者というカテゴリー付けはあくまである特定のタイトルのゲームによるものです。たとえTRPGに慣れたかたであってもやったことがないゲームの
戦術というのをすぐに作れるものではありません。)

 ちなみに余談ですけど、身内でやったときはテーブルの脚の中に宝があるに違いないと削ったり、12フィート棒で床をうって罠がないか調べたり、重量ルールがないがゆえに敵の持ち物や部屋の備品も含め、全てにおいて村に持ち帰り売り払うアレな連中でしたので、
ボスは楽勝でした。